障害者グループホームってなに?【将来のことをイメージして不安を軽減しよう】

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Aさん
Aさん

将来のことが不安。

子ども達の将来への不安がつのる。

totetote
totetote

わかります。totetoteも息子の将来のことがわからずグループホームもわからず不安でした。説明させて頂きます。

将来の不安に関しては、以前保険のことや、障害年金に関して載せいています。

障害者グループホームとは?将来のことがわからず不安な方へ

障害者用の居住先として、グループホームがあります👆。

障害者総合支援法にもとづく障害福祉サービスです。

入居条件 

①知的障害者 ②身体障害者 ③精神障害者 ④発達障害者 ⑤難病患者             

 年齢  :18歳から入所可能

※利用の際は❶手帳を取得すること、❷障害者福祉サービス用の受給者証 二点 が必要です。

持っていない方は、地区町村で申請をしましょう👌。

【利用時に相談する場所】

1、お住まいの区役所窓口(精神手帳の方は、保健師)

2、担当の※相談支援専門員

※難病の方はケアマネジャーにもご相談ください。

相談支援専門員とは、障害がある方が自立した日常・社会生活を送れる様に、サービス利用計画書の作成をし社会資源につなぐ役割や、施設などのコーディネートを行う支援者です。

グループホームを探す場面ではより専門的なサポートを受けて細やかな手続きをしていただく方が安心です。

目的(グループホームの検討)を伝えて、サポートをしてもらいましょう。

障害状況によって、いろんな種類のグループホームの利用ができる

グループホームの種類を知り、不安を軽減しましょう。

グループホームの種類は4種類あります。

障害や特性状況により利用できる場所が違います。

多様な障害に対応できる様にさまざまな施設があり、場所によりいろんな過ごし方ができます。

❶介護サービス 包括型相談・入浴・排泄・食事の介護 
日常生活上の援助が必要方
(入浴・排泄・食事)
❷外部サービス型相談の援助あり 外部委託で夜間相談
日常生活上の援助が必要な方
(入浴・排泄・食事)
❸日中活動サービス支援型主に日中に活動を提供 日常生活上の援助
(入浴・排泄・食事)
❹サテライト型
(居住タイプ)
アパートなどで生活するタイプ
タイプと特徴

■利用までの流れ

①住みたい地域の選定→②相談→③手帳取得や受給者証を取得→④個別支援計画書を作成→⑤グループホームと契約を結ぶ

グループホームの特色

一例です。

  • 食事の提供方法(お弁当・スタッフて作り)
  • 自炊可能
  • アパート棟の男女別
  • 障害種別での受け入れ(特化したフォロー体制の確立)
  • 個室以外の交流を目的とした部屋
  • 面談頻度・やり方
  • 24時間体制でスタッフ常勤の体制

大切にしているところは場所によります🌹。

グループホーム常駐の世話人が具体的に何をしてくれるのか

  • 薬の管理(目の前で飲む姿の確認)
  • 食事や買い物の同行
  • 相談
  • 部屋の管理(鍵・備品管理)
  • 金銭管理
  • 行政手続きのお手伝い

どこまで出来るかは、グループホームによります。

自分にどのような支援が必要かをあらかじめリストアップすることで合うグループホームが見つかると思います。

(障害者グループホームの種類) 通過型と滞在型 単身を目指す方 

地域で自立した生活ができるための練習として、一人暮らしをする前に援助を受けながら生活ができます。

サテライト型です。

二種類の通過型と滞在型があります。

障害者グループホーム ❶通過型

●期間:おおむね2年から3年間(一生のうちで)

●国家資格取得者配置義務:配置義務あり

自立が目的としているため、プログラムや勉強会を休日にやっているところもあります。

単身生活ができる様にしていきます。『安心して失敗していい場所』としてチャレンジしましょう。

このサービス実際にグループホームの方に聞いたのですが、期限がきてしまった際にほかのグループホームの通過型2回目の利用は出来ないとのこと。延長もよっぽどがなければないとのことでした。もちろん、滞在型には移れます

障害者グループホーム ❷滞在型

●期間:なし

●国家資格取得者配置義務:配置義務なし※現在なので、今後変更する可能性もあります。

単身生活への予定など関係なく無期限で長期にわたり利用が可能です。

場所により、特色があります。

●デメリット:空きが少ないとのこと。障害タイプにより断られることも。一度入ったら抜けないので空きがない時は新しい施設も検討して下さい。

通過型滞在型
期限ありなし
国家資格保有者配置義務1名なし
デメリット・期限がある
・あう合わないがある
・空きが少ない
シェアハウス型多い
※この後説明

居住のタイプは二種類

障害者グループホームの部屋タイプを知り、あらかじめ希望をしぼり探しましょう。

シェアハウス型とアパート型があります。

❶シェアハウス:一軒家をシェア 個室以外に共有(風呂・洗濯機)がある。

❷アパート:アパートの別で住める部屋があり、その一室で食事など共有できる。

※地域にもよりますが、アパート型の方が少し家賃が高い傾向があります。

障害者グループホームの中でのトラブルが心配【不安を軽減しよう】

トラブル回避をするために、心配な点は確認しましょう。

以前グループホームの方とお話した際のこと。

totetote

グループホームで、トラブルはありますか??

返答が下記です。↓↓↓

●利用者同士でのお金の貸し借りは、禁止している。

●部屋の立ち入り禁止をしている。

不安がある際は、入所前によく確認する必要があります。

しっかりとルール決めがされている方、が安心感につながります。

見学後、体験後は必ず振り返りをしましょう。

実際の見学時や体験後に振り返りをして、不安点や希望があればあらかじめ伝えておきましょう。

生活をする場で大きなストレスを抱えることは避けたいです。

グループホームに似たような入所施設

似ている施設のご紹介です。

【通勤寮】仕事をしている知的障害者対象の宿泊型自立訓練施設

利用期間期限あり 原則2年間
国家資格保有者
配置
義務なし
特色若い方が多い
デメリット知的な方の利用
退職した場合は、寮を出なければ
ならない。
目的仕事をしている方が、通勤寮を
出た後にそれぞれが望む生活がで
きる様に支援する。

グループホームの利用料金を知り、将来の不安を軽減しよう!

障害がある子を育てている人からしたら将来のことになりますが、大切な情報です。

これからご紹介するのは、東京都の場合です。(市町村により異なります。)

totetoteもここが気になっていました。

Qいくらかかるの? 障害者グループホーム【通過型】

精神(発達障害含む)・愛の手帳(軽度知的障害)いずれも利用が可能です。

ただし、支援があれば日常生活がある程度可能な方の対象になります。

メリットは、サービス管理責任者や相談支援員との連携により自立にむけた訓練として生活をおくれることです。勉強会がある所もあります。

■いくらかかるのか? 

結論、東京都はかからない。都道府県により補助金は違います。

料金東京都 
助成金 上限69,000 
家賃:かからないことがおおい
千葉県 国・市から
合計30,000円まで助成金がおりる
家賃:差額のみ
国家資格保有者1名
利用者の特色リハビリ・自立訓練
デメリット
・期間があり再利用ができない。
対象としている障害種別はグループ
ホームによるため断られることがある。

障害者グループホームの家賃補助が利用できます。※家賃補助は、給付という形ですが、ご本人に渡らずに直接グループホームへの支払いとなります。

部屋のサイズも区によってことなり、一定の部屋の広さを確保されます。

★ポイント👆

障害福祉に力を入れている地域でのグループホーム探しをおすすめします。自宅がある地域だけではなく、周辺地区も是非検討してください。

✅相談支援専門員(後日説明します)にいろいろとお聞きしてきめ細かい手続きをお願いしましょう。

退所時の手厚い支援が課題となりますので、退所時のサポートに関しても確認する必要があります。

Qいくらかかるの? 障害者グループホーム【滞在型】

●特色:シェアハウスのタイプが多い。少しづつマンション個室タイプも増加中

●国家資格の配置義務:なし

こちらは複雑になっています。

↓↓↓↓

精神障害者:家賃負担ゼロ(区町村により上限があり一部負担のこともあるご確認ください)

②知的障害者:家賃の負担が発生します。(所得などにより変化します)

精神障害者家賃負担なし(上限あり)
知的障害者家賃負担の発生あり
収入により助成金がでるので差額は本人負担

■家賃助成金(知的障害者の場合)

収入により、助成金がことなります。自己負担額も変わります。

収入73,000円以下収入73,000円以上97,000円未満収入97,000円以上
助成金 
24,000円/月支給
助成金 
12,000円/月支給
助成金 
支給なし
例)56,000ー24,000
32,000円自己負担
例)56,000ー12,000
44,000円 自己負担
56,000円 自己負担
家賃56,000円の場合 

例)収入 73,000円以下 家賃56,000円の場合

56,000円ー24,000円助成金=32,000円 (自己負担金)

32,000円を自己負担します。

市区町村により、助成金が別途でる可能性がありますので要確認です。

手元に残る金額が確保される事を知ろう 

生活が、できなくなる事がない様に手元金の確保を目的に調整があることを知って安心しましょう。

グループホームの利用負担額に対しては、手元残る金額の調整が入ります

  • 怪我をして、働けなくなった。
  • 退職してしまった。

こんなとき

障害年金のみの収入の際も、手元に残る金額の確保を目的に家賃や食費・共益費のグループホームに支払うべき金額が減額されますので安心してください。

退職してしまった。こんな時も住み続けられます。

手元に残る金額が2万円台で調整がはいりますので、失業保険やしばらく貯金などでなんとかギリギリ生活ができる仕組みになっています。

下記参照

■例)三十歳 月額 35,000円家賃の場合

生活保護障害基礎年金2級
年金月収 66,208円
障害年金1級受給者
年金月収 82,758円
一 般
サービス利用料

個別免税後
0円15,000円

0円
24,600円

8,045円
35,000円
食費実施費用
補足給付後
58,000円

22,000円
58,000円

41,208円
58,000円

46,712円
58,000円
合計負担金22,000円41,208円54,757円93,000円
手元にのこる金額ーーーー25,00028,001  ー

■入居時にかかるおかね

修繕預かり金50,000円程度 ※退去時に精算されます。

■毎月かかるおかね

❶家賃(自己負担金)例32,000円+食費・共益費28,000円程度(朝晩を提供の場合)=60,000円

グループホームへ支払いします。家賃・食費・共益費の部分は実例なので、場所によります。

❷その他の金額

(お昼代・通信費・公共料金・通勤費・日用品それ以外のお小遣い・保険料・貯金)6〜7万円が最低限必要となります。贅沢しなくてもです。

60,000円(家賃+食費2回共益費グループホーム支払い)+70,000円(その他かかる金額)=合計130,000円必要

Q障害年金はいくらもらえる 残りはいくら必要なの

障害年金が約60,000円入ります。(後日詳細を記入)

13万円(最低限必要な金額)ー6万円(障害者年金)=7万円(働いて稼ぐべき金額)

年金以外にも、生活費は70,000円程度必要になります。

どのくらい働けば、いいのか。

Q生活するのに必要な約70,000円を働いて稼ぐには、どのくらいの時間勤務したらいいのでしょうか?

7万円収入を得るためには、時給千円としたら70時間の勤務

週3勤務 月14日 5時間勤務

週4勤務  月18日 4時間勤務

週4回 4時間勤務、週3回 5時間勤務で生活ができます。

是非、参考にしていただけたらと思います。

日々、更新しています。もう少しわかりやすく説明できるかも。。

まとめ

いかがでしたでしょういか?

・障害者の状況や、特性・種別に対応したグループホームがある。

・グループホームではいろんな支援が受けられる。(薬・通院同行・面談等)

・滞在型・通過型がある。

・滞在型・通過型それぞれの特色があるので、希望により選択できる。

・グループホームの利用には助成金がでる。

・失業時には、最低限の手元に残る金額になるような調整がされる。

・グループホームに住み、働く場合は週に4回 5時間程度働く必要がある。

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