学習障害ってなんだろう
知的発達に問題がないのに「聞く」「話す」「読む」「書く」「計算する」「推論する」といった学習に必要な能力のうち特定の能力が身につきずらかったり活用がしにくい状況で、LD(Learning ・Disorder)と略されることもあります
「読み」「書き」の障害については、下記を参考にしてください。
聞く力や話す力については下記です。
■計算する力について
読み書き障害以外のADHDなどの症状が重複している可能性もあります。
実物を動かすことでイメージしやすいと思います。
✅飴やチョコを手に取って計算する。お菓子を配る係になってもらってもいいと思います。
✅お小遣いの残りの金額を計算するなど。
生活上で数に結びつくことを身につけると、数の概念が理解しやすいです。
特性に合わせた工夫をすることが大切です。
見え方に課題がある場合には問題文も読みにくくさらに理解しにくい状況です。
マーカーで、注目する部分に目印をつけることも大事です。
だれが、どうした、なんこ など色を分けてマーカーしてあげることもいいと思います。
- 息子の支援級では、ゆびを使用しています。
- たす(+)は指で増やしていくんだとおしてくれています。
- 最初は実物そっくりの、いちご🍓をくりかえしお皿にうつして見せてくれました。
慣れるまでは、いかに見えやすくして理解しやすくしてあげるかだと思います。
何時?の時計🕰理解も、色をつけて問題をとくと分かりやすいと思います。
おすすめの教材
子どもの特性に合わせて使用すること。原因がお子様によって異なります。
デジタル教科書を利用する
「デジタル教科書」で読み上げてもらう。
ルビをふっておくことや拡大してくれる見れる機能があります。👆
タブレット学習
WEBにある学習障害の小学生向けの無料教材があります。利用させてもらいましょう。
そのほか、指で書くことからスタートする。
キーボード打ち習得して、負担を減らすこともできます。
情報処理に課題を抱えている子供には、数自体の概念がつきずらい。
文章問題だとストーリをつけて実際にみせてあげたら、わかります。
文章理解するための、読み方をおしえていく必要があります。
たくさん絵本を読んだりすることもおすすめです。
語彙力もつきます。
絵がついているので状況の理解がしやすい。
単語ごとに区切りでマーカーを引いてあげて、たどたどしいながらにも意味理解をしながら読んでいくことも有効です。
あめがふっている右 あめ ✅が ✅ふっている ✅の部分を蛍光ペンで印をつけてあげてください。
文章だと、誰が何を、何個、どうした?
主語と述語に注目してその後、その他の情報を拾っていく作業をすることもです。
整理をして情報処理をしていく様に利用者さんにはつたえています。
電卓の利用
電卓を利用して、学習を進めていく。
負担を軽減して少しでも学びやすくしていくことも必要です。
数の概念が理解できているのなら計算ではなく、計算のしかたがあっている事が大切です。
特別支援教育での使用
国立特別支援教育総合研究所 公式HPはこちら
LDなど発達障害のある子ども向けの教材・教具・サポートツール
特定非営利活動法人 全国LD親の会
発達障害児のためのサポートツールのご紹介です。
おすすめの教材(タブレット学習)
●すらら 発達障害の子でも学びやすい教材 短時間で学習できる 無学年学習で得意を伸ばす
●天神 発達障害や学習障害の子供にとって理解しやすいです。
●スマイルゼミ 無学年式 グレーンゾーンむき
●チャレンジタッチ 料金が手頃でベネッセならではの、やる気をだすような機能がある
チャレンジを次男が使用しています。毎日コツコツと学習を積み重ねています。
宿題は嫌だけど、チャレンジタッチはやりたがります。
合っていると褒めてくれる。『すごい!!正解!!!と音が鳴ります。
間違えると再復習の機会があります。
足し算のゲームなどで楽しく学習ができました◎。
今年長男のために『すらら』をとろうかなと考えているので別回で体験談など残します。
学習障害対応の塾
学習障害の塾もあります。
専門的な理解のある人からの指導で、自己肯定感を保ちながら学習することもおすすめです。
多動傾向があるなど複合している場合、トランポリンをしてからや中腰のままだったりキャッチボールしながらなどの方が入ることがあります。そのこに合わせて学習してください。
学習するのに、必要なこと(大人になっても学び続けること)
やはり、出来たという成功体験ではないかと思います。
体育(たいいく)がよめない方に、【体を育てるために授業でいろんな体の動きを教えてくれているんですよ】とお伝えしたことがありました。
興味やなぜ?から学習して【出来た】という成功体験があると励みになると思います。
学習を小学校時代に戻ってできるようになりたい。と学び直した時に、出来ないかもではなくあの時できたから、出来るようにきっとなる。
根気強くやろうという意欲が必要だと思います。
つまづいたことより、学習している努力の過程を褒められて、結果的にみんなと同じ方法ではなくても簡単な漢字がかけたり、電卓を使用しても回答があっている。
それぞれに合った対処法で、自信をつけて欲しいです。
多様性の時代
みんなが同じ学び方でなくても、読みながら覚えることが得意な人やかけないけれど理解が高いなどいろんな人がいていいと思っています。
UDトークを利用して、喋った内容を言語にしてそれを加工して文章に変更していくことも可能です。
IT化が進んでいるので、ここ10年間は大きく世の中が変動していくと思います。
息子たちが大きくなった時には、もうすこし生きやすい世の中で情報が入手しやすくなっていると思います。
健康に気をつけて、時代に遅れることなく変化についていけるようになることが今の私の目標です。
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