発達が気になっているママ必読        【聞く力 話す力を育てたい】 

この記事は約8分で読めます。

学習障害の中で、聞くことや話すことが苦手なために、発表やコミュニケーションに問題を抱えている子供がいます。 

以前、学習障害のことで説明させて頂きました。

聞く力や話す力を、ゆっくりじっくり育てていきたいです。

この回では、原因や対処法をご紹介します。

Hands of a child studying

聞くことが苦手な原因

★聞く音に集中できていない

★聞いた内容が記憶できていない

★聞いた内容が理解できない

原因はどれかです。

または複合的な原因から聞くことが不得意な場合もあります。

聞くのに必要な能力とは

★人を見て、話始めそうな気配を感じる(対人意識の高さ)

★他人のペースに合わせる力(相手が話をしてくるのにあわせて聞こうという気持ちの育ち)

指示に合わせて何かするということ。(社会性の育ち)

★聞き続ける力(意識がすぐに向かないなど他の事を考える力がないと最初しか聞き取れてないです。文としては聞き取れません。)

漫画などのお話をしている場面からセリフが白紙で、このセリフを作成する。

それを、お母さんと役になりきって交互にお話をするなどキャッチボールを意識できるような練習もいいと思います。

5WOHを意識して、大事な情報を聞き取るための練習が必要です。

聞く力 イヤートレーニングをしよう🧏

1、相手に意識が向いているか

音に合わせて、動くこと。

寝っ転がった状況で、音楽がとまったらとまる

声に合わせて動くこと

お家でならストップといわれたらすぐにとまる(だるまさんが転んだなど)

わかりやすいから⇨の指示に意識を向けます。

意識を向けづらい可能性があります。

音や人の声に意識を向ける練習をするといいと思います。

Children playing with their friends, Little girls mould from plasticine on the floor, Children playing toy and game in living room

2、聞きなが記録する練習をする

【犬が 吠える】 【犬が わんわんと 吠える】

短文からスタートする

お母さんが言った言葉をお子さんが復唱します。

短文からスタートして少しづつ文を長くして、聞きながら記憶するという同時処理を伸ばしていきたいです。

短文から少しづつ、形容詞や助詞など聞き取れる長さを伸ばします。

3聞き続ける力

すうじを5分間ゆっくりと読み上げる音声を動画に録画 

1 5 6 8 9 2 5 ‥‥

5分間 ゆーくりとよまれる音を聞いて ノートに記入する。

※お話がをしっかりと聞いているようで、違うところに意識がいくADHDの子や、そもそも耳からの情報の処理が上手くいっていない場合 継続して聞けていない可能性があります。

高学年なら数字ではなく、ゆっくりと読み上げた文章でもいいと思います。

聞くという意識が常にあると、聞く力がぐっと高まります。

目標をつけて、10回トレーニングで『褒めてもらう券』や『ご褒美のおでかけ』など目標があるとなんとか頑張れる可能性があります。

目標は頑張りすぎよりは、少し頑張れば出来るレベルを最初は設定します。

慣れたら少し上のレベルへと変化させます。

(100記事書いたらプログラムを動画で作成したいです。学習ツールとしてです)

4自然界の音を聞き分ける

動物の鳴き声 車の音など

好きな音がいいと思います。慣れたら言語化して あの鳥は【クックー】と鳴いているねなどしっかりと耳を傾ける練習をしていくといいと思います。

音を聞き処理する力でを育てます。

5名詞 動作語 形容詞 助詞 接続詞 擬音語 擬態語 などを確認していく

名詞や動詞がうまく入っていない場合は丁寧に確認して行く必要があります。

カードが販売されています。

ちびむすにも絵カードや気持ちを表すカードがあります。

このカードを持っています。

別回で詳細に写真などのせながらご紹介したいです。

形容詞も写真を見て、教えてあげたいです。写真や絵カードで丁寧に教えてあげたいですね。

6はっきり ゆっくり 大きな声で 注意喚起してからお話

小学生低学年だとまだ、聞く力が弱いです。

短めの文で、はっきりと身振り手振りを入れながらお伝えいただく。

確認できるように、黒板に書いてもらう配慮もいいと思います。

今から、大事なお話をするので聞いてほしい』旨をお伝えしてからお話をスタートすることも試してほしいです。

7どうしても、途中で発言したり いいアイデアが思い浮かんで 話を遮ってしまう

あらかじめ、あとで質問タイムがあることを告知

必ずその質問タイムで質問する癖ずけをSSTでするといいと思います。

手をあげてから発言する癖→質問タイムで聞く→質問していいですか?と自ら聞くなど代替の行動に変化させてください。

8最後に 相手がどう思って、発した言葉なのか

これを意識しないと額面通りに受け取ることになります。

お風呂を見てきて→みてくるだけ

これは、相手の気持ちを察する力が必要です。

相手の表情を見ながら返答を考えながら、音の処理をしていくので複雑です。

会話は、昔から子育てなどコミュニティーを作り協力していきながら生活をしていた女性の方が得意なことが多いです。

子供みてて→ただ見ているのではなく 危険がないか 何か困ってないか トイレはどうか お腹空いていないか 様子をみていて欲しいのです。

あらかじめ、この主人公はどうしてこのセリフをいったのかな?など絵本や漫画でもいいですが聞いていく必要があります。

認知の歪みで、自分が思っていることはみんなが同じようにおもっているという認識傾向なのが発達の凸凹の子に多いです。

思いを口に出さないと気持ちが伝わらないことや、あの人はこう思った。あなたと違うねと。

個人個人で思いや考えが全然ことなることを、いろんな場面でしっていく必要があります。

自他の違いから、人の話を聞いて想像する力を育てていきたいです。

話す力をつけたい

伝えたい言葉をあいてに伝えたいのになかなか伝わらないとつらいです。

最終的には、道筋をたてて話せるように大人がフォローしてあげたいです。

原因と対応方法をお伝えしたいです。

話が苦手な原因

★心理的要因から人と話すことに緊張する

★記憶力が弱い

★文の構成の力

話す トレーニング

発信してくれた単語から拾い 大人が本人の気持ちを代弁してあげるといいです。

代弁をしてあげて、徐々にこういえば伝わるとわかれば簡単な二語分につながります。

主語と述語で二語文にするには、動作語が豊富である必要がるので動作語をカードで確認するといいです。

動作語カードは我が家も使用しています。後日体験談を残します。

インタビュー形式で拾っていく

❶いつ  今日

❷どこで 学校で

❸だれが はなこちゃんが

❹なにを 鉛筆を

❺どうした 拾ってくれた

❻きもち うれしかった

など 鉛筆 ひろった ではわからないので

→しっかりと言語化してあげると理解しやすいです。

『今日学校で、はなこちゃんが鉛筆を拾ってくれてうれしかったんだね。

わからない部分をインタビューして言語化してあげる

本人にも最終的に話をしてもらうことが大切です。

まとめて言語化してあげることが大切です。

✅他の手立て

こうしたい+理由 希望があれば理由をつけくわえる練習

✅枕詞をつけて しっかりと気持ちをつたえる練習

❶忙しいのにごめんね ❷これをこうしてほしい ❸いつもありがとう

クッション言葉 希望 感謝の気持ちを述べる

などの上手なお願いの仕方も取得して欲しいです。

伝えたい言葉が出てこない

言いたい言葉や動詞を  何個か出して えらんでもらい言語化してあげてください。

ご飯が。。。。。。

のみでは言いたことを言えていません。

✅選択できるようにします。

たべたいの? おながすいたの? たべてこなかったの?

こんな感じでゆっくり丁寧に数回聞いてあげてください。

選択できたら、大人が代弁します。

ごはんが食べたいんだね 

複数人と話すことが苦手

情報処理が苦手な場合 複数人で話しかけるられると混乱します。

記憶したり処理しきれずこまったり、どうしたらいいのかわからなくなります。

場所を変え静かな場合で、話をしてください。

できれば一対一がいいです。

複数人でいるとき話す場面なのか、聞く場面なのか混乱することがあります。

しっかりと役割をわかりやすく当てて行くなどの方が安心すると思います。

✅文を考えることが苦手な場合は、5WOHを意識して一度文章を紙に書いてから発言する癖をつけることも効果的です。

ただでさえ緊張するので、少しでも結果発表できたという成功体験を積むためにも事前に担任にお伝えして配慮を受けたいものです。

上記は私が、支援していて雑談の練習時に意識していることです。

絵カードなどから整理して、話しやすいように工夫する

お話をする時に、『題材を用意して』練習するといいです。

好きな食べ物 好きな色 など簡単な題材で主語述語を意識しながらお話の練習をしたらいいと思います。

少し恥ずかしいですが、客観性を持たせるのに動画をとり意識して『はっきりと大きい声がでているよ』など本人に褒めてあげるなどの機会があると自信が持てると思います。

動画は性格的に難しいこともあるかもです。とにかく褒めてあげてください。

書籍のご案内

この書籍を持っていますのでご紹介します。

コツコツと成長していく 子供の力

トレーニングを少し取り入れたり配慮をうけながら、自尊心を損なわずに大人になって欲しいです。

訓練がいやな場合もあるので、体験しながらトレーニングする方法もあります。

山登りなどしながら 鳥の音や木のそよぐ音を言語化したり週一回でもしっかりと話を聞いてあげて代弁してあげると一年間でコツコツと「50回」近くなります。

苦手なことはやはりあると思いますが生きやすく、不便のないように理解と環境調整と温かい言葉がけをしてあげたいですね。

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