1年生冬休み前のこと次男が不登校になったことを記録します。
登校しなかった期間は、二週間程度のことです。
2023年2月現在は通学できています。
不登校は悪いことなの?
不登校が悪いと思いません。本当につらいなら行かないで生きていてほしい。
親はこう思うと思います。
主張していいんだということをわかってもらえたらと、今回は慎重に対応しました。
親として、次男が不登校になる可能性を予測していました。
性格が繊細でとても優しく、臆病な面があったからです。
仕事上不登校だった人との関わりがあり、不登校のつらさや苦悩も聞いていました。
『無理して行かせないこと』も大切なんだ、と理解していました。
仕事で、ストレス対策講座を担当しています。
私は講座で『子どもが不登校になったからと悲観しないようにしましょう』
このように、プログラム通り文面を口に出して進行しています。
実際になると、苦しいものです。
一年生だと、体が心配です。
まだまだ幼くて、基盤をつくる時期です。
いろんなことを経験して、体育などで体の使い方や、機能の成長を促す時期です。
困ったこと
❶仕事に行けない
❷子どもの元気がないので心配になる
❸面談が多く、疲れる
❹いつになったら改善されるかわからないため、心労がかかる
どうしたらいいのか、答えがなかなか出ないんです。
教育委員会にも電話しました。
解決の糸口を探して、常に思考が忙しかったです。
よかったこと
この事を後で振り返った時に、得られるものがあったと思いたかった。
外に出るようにしていました。
❶子どもと平日に出かけられた。
思う存分動物園へ行き、動物をみたり未来科学館でロボットをみる。
なかなか出来ない体験をさせてあげられました。
彼の好きそうな、博物館へたくさん足を運びました。
❷子どものはなしをゆっくりと聞いて、学校の状況を把握できました。
こんなに、話をしたことがあったかなと思うほど話しました。
話もたくさん聞いてあげられたと思います。
不登校は、わるいことなの?
これは社会的にみれば、『学校にいけてない弱い子』みたいな印象を受けます。
登校していないだけなんです。
悪さをしたわけではない。
問題点として、基礎学力は最低限必要です。
子供チャレンジをしているのですが、長引くなら、塾も検討していく必要がある。
いろんな意味で大きな負担があります。
慎重に、辛抱強く、学校と話し合いました。
こちらの希望は1点【安全に通学できるクラスにしてほしい!!】
具体的にどうしてくれるのか。どう対応したら息子は学校に安心して登校できるのか。
面談などで、対策を練りました。
原因がある 【行きたくない理由をしっかり聞いた
次男がある日、帰ってきて『嫌なことがあった😭』と話しだしました。
『T君に頭を蹴られた。行きたくない。』→驚きました。
そんなことが?。ほんとうなの?
その日は話を聞き、担任に電話をして事実確認をしてもらう事になりました。
翌朝 『行きたくない。また、蹴られたらやだし。そんなことしちゃいけないんだよね!?』
そりゃそうだ。。
吐きそう気持ちが悪い。実際に吐いたのです。
『一日くらいいいよ』と休ませました。
学校には行きたいけど、そんな子がいるのは嫌だと。
何度も言っていました。
本当なのか?(事実確認)
T君が荒れ始めたのは、夏過ぎで最近は休憩時間によく喧嘩している。
順番に仲間はずれをすると聞いて、担任には以前からお伝えしていました。
次男にも同じ保育園の友達がます。
T君に仲間ハズレされても遊ぶ子がいる。
『全然大丈夫なんだけど嫌だな!という話を聞いていました。
念の為に、担任に様子を見てほしかったのですが。
何にも対応していなかったことが後で発覚します。
二年目の新人の先生に一年生は荷が重いのか。
いや、優秀な先生もいらっしゃるから、たまたまなのでしょう。
【休憩時間に、男子が殴り合いをしている。】
すぐに担任の先生に再度お伝えしましたが、この時も対応せず。
対応しないことが、エスカレートして事件になったのだと思います。
初動が遅い。
仕事を忘れてしまうご様子でした。
校長先生から担任に指導がはいります。
私の目の前で、指導されていました。
見ていた子がいた!!!!
次男の頭を蹴ったのを、見ていたお友達がいたんです。
『S君をもう蹴るな!!!!!』お友達が怒って、翌日言いにいってくれたんです。
ありがとう。
次男が蹴られたのは一度でした。
お友達が言いに行くと、お友達も頭を蹴られました。
そこからは、大変なことに。
私も再度、面談に行きました。
お友達も面談です。
やっと重い腰をあげて、事実確認を担任がしました。
T君→蹴ってないと言っています。
え??それで終わり??
担任だけではもう無理だ!!と判断。
学年主任の先生に、事情を説明してお伝えするとそこで、しっかりと調査してくれました。
担任はもう無理だ。
本当にがっかりしました。
補助の先生が、きめ細かいフォローをしてくださり、すごくありがたかったです。
次男がなんとか学校に来られる様にと、いろいろと工夫してくださいました。
宿題にメッセージを書いてくれたり、お手紙をくれて。
ありがたかったです。本当に嬉しそうでした。
調査して言い逃れできずに、結果蹴ったことが証明されました。
校長先生も、いじめを認定し調査する。
教育委員会に結果を提出する。
目を見て言ってくれました。
学年主任の先生がT君を厳しく叱り、休憩時間に泣いていたT君。
本当は学校に行きたい
スクールカウンセラーの先生との面談や放課後に学校に行く練習をして、学年主任の先生が出てきたことで次男も落ち着いてきた。
今度は別の問題が出てきます。
【担任のせいだ!!学年主任の先生のクラスに行きたい。】と息子
え??それは無理だろう。
学年主任の先生には感謝しかないです。
【いいよ!つらくなったらクラスに椅子おいてあげるよ。見張ってあげる】
担任の先生に『信頼関係を必ず取り戻して下さいね!』と厳しくお伝え。
この時事前にクラスが荒れていたことや、見ていてほしいことを電話したことを伝えました。
学年主任に伝わっていないことや、対応を全くしていなかった事に校長先生も驚いていました。
ほうれんそうって本当に大切なんだとしみじみ。
判断がつかないなら、学年主任の先生に相談してほしかった。
一年間自分の力だけで学級経営をする事より、子供達が元気で安全に過ごせる事の方が大事。
不登校と引きこもりはちがう
納得がいかず 行かない! という次男に困りながらも、学校に行かないことと、家からでないことは違うからせめて家からでましょう!と博物館などにいってました。
最初は暗い表情で不安定だった息子も、好きな場所にいくと元気になります。
学習意欲は、低くなり本当に困ってました。
次男には、同じ保育園からの友達がいます。
友達が大好きなので、行きたい気持ちはあるんだなと判断し【もう暴力はない】ことを先生と息子とでお話しして約束してもらいました。
【学校全体で見守る】と言ってくれました。
私も安定するまでは、必ず目を光らせてほしいと伝えました。
謝らせてほしい
事実確認がとれて、学校から家庭に連絡がいくと『謝らせてほしい』とT君のお父さんが言ってましたと担任。※事情があり、お母さんがいません。
私『頭を蹴るなんて、家庭でT君が頭を蹴られてるんじゃないですか?心配です。』
👉結果 お兄さんからいろいろとされているとお聞きしました。
私: 伝言してください
👉謝られても困ります。
今後ないようにして頂かないと困ります。
家庭でT君としっかりと向き合ってあげてほしい。
見ていないところで違う子にやるかもしれない。
謝ったら終わりではありません。
しっかりと今後に生かしてください。
T君 謝ってくれる
結果、周りに謝れと促されボロボロに泣きながら謝ってくれたそうです。
そのなかで、T君にいろいろと変化が見られました。
行事にお父さんが参加するようになりました。
今まで禁止されていた公園も、OKになったのかときどき見かけるよになりました。
お姉さんが心配してクラスを見にきました。
お母さんは、事情がありいないのですがお父さんの愛情は見えました。
不登校はかなり大変
不登校は大変です。
その中で理解してくださる先生が数人いました。
担任以外の先生が、本当に熱心に対応してくださいました。
校長先生にフルネームで名前を覚えられた次男。
校長先生は、顔を見るたびに『元気か?大丈夫か?』と話しかけてくれるそうです。
元気に通えるようになりました
現在は、次男も元気に楽しく通っています。
この苦い経験を笑い飛ばすために現在、いろいろと話しています。
T君は、少しお父さんの気持ちが自分に向いた事で安定してきている様に思います。
私を見かけるとおどおどしていました。
最近は私がいても『また、遊ぼうね』など次男と話をしています。
どうしてもの場合は、転校も検討しなければならないと思っていました。
今回よかったことは、私の精一杯の愛情は伝わったと思います。
いざという時、味方するんだという姿を見せたかったんです。
覚えているでしょうか、忘れるかもしれません。
まさに溺れているような苦しい時間でした。
経験しないと、わからない苦しさです。
不登校に関しても、どんな支援が受けれるのか。
教育員会への手続きなど経験を専門的に後日記載していきたいと思います。
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