今まで気にならなかった、発達に問題がなかったのになぜか文字が書けない。
入学後に感じた違和感。
文字をかくことに対してだけ苦手だったりと見え方の認識が難しいことがあります。読めるけれど書こうとするときれいな○さえバランスがとれなくて難しい。
原因がわからずどうしたらいいのかわからない。
発達に詳しい病院へいってもしっかりした対処法がみつからないなど。
子供自身もどうしたらいいのか、わからない状況が続きます。
今回は症状や対処法をお伝えします。
しっかりと見えていないことが原因です。
✅読字障害→文字を読むこと自体が難しい ゆがんで見えています。
✅書字障害→文字を書くことが困難
歪んで見える様子が詳しく説明されています。
ぜひHPをみてみてください。
知的能力が平均的なのに、なぜか読む時にたどたどしくなってしまうことや書けない。
軽度だと、読みづらさはあっても読めている。書けない状況。
読みも、書きも苦手でなんとか書ける場合や、全く書けない場合があります。
症状には個人差があります。
本人の努力不足ではありません。
見え方が通常と異なるため、どうしてもかけないのです。
鏡文字になってしまったり、バランスが崩れるなど個人差があり症状や原因はさまざまです。
- 視覚情報処理の能力が不足。
- 協調運動が苦手(目と手の協応)
- 【見ながら書く】同時処理が苦手な場合もあります。(目を使いながら頭から指令を出し手先を操作します。)目と手の協調的な動きが苦手な場合は、ハサミの練習など少しずつしていくとよいと言われています。)
- 不器用さがあり、書きずらい
- 体幹が弱く書きずらい場合→補助の背もたれを用意してください。足がしっかりと着地して踏ん張れる高さに調整することも大切です。少しずつでも、体幹機能がつくように足を持って腕だけで前に進む運動やトランポリンなどを取り入れていきましょう。
- 指先の力が足りない場合→指先で鉛筆を持ちやすくする補助具を使用してください。
■文字バランスが悪い
四つのマスにわかれている大きめのノートで練習してください。
どこからスタートするのかなぞりがきをしながら工夫してください。
点と点を結ぶことで、漢字は書けます。
なぞることをいやがった場合には、好きなキャラクターを映し絵して指先を育てましょう。
スタートの点を最初は知らせる。
なぞり書きからスタートです。
よりわかりやすく、四個に色を塗り分けてもいいと思います。
学習ノートを国語以外でも工夫して用意するのがいいと思います。
書いているという認識をもって文字をなぞるために、ざらざらの下敷きを使用する場合もあります。
目でおう際によりなぞっている意識が指先に行きます。
■似た文字を間違える
特徴を言語化してください。
わ と れ だと右側に着目
まるくなっているのが、わ
し みたいなのが れ
■黒板の文字写しが苦手
眼球運動が苦手な場合はトレーニングをするとすこしずつ改善されますので取り組みましょう。
跳躍性運動が苦手だと板書が苦手です。
ピントを素早く黒板からノートにうつせないのです。
うつそうと思ってもぼやけてしまい書けない場合があります。
ビジョントレーニングが効果的です。
家庭でも、取り組めます。この本を私は持っています。
今後、中身について詳細をお伝えいていきます。
眼球運動のなかでも両目が使えず片目のみで見ていると書きずらいです。
両目を使う練習も出てきます。
また、やはり発達障害面の短期記憶が苦手な場合あります。
書こうとしても写せなかったりますので、検査をして問題がなければ目の問題です。
学校で配慮してもらいましょう
学校に申し出て、配慮してもらうことも可能なはずです。
理解のない先生もまだまだいるそうです。
できるだけ理解がある先生を巻き込んで担任以外の先生も交えて配慮をうけましょう。
試験時の配慮
✅試験における合理的配慮をしてもれらえます。(環境面の調整。席配置など。)
✅試験時間の延長や読み上げソフトの利用ができる。アプリも使用できます。
✅漢字にルビを振ってもらえたり口述試験にしてもらえる。
✅PCでの操作ができるのであればPCでの試験にしてもらう
黒板をうつせない場合の配慮
✅黒板をうつすのではなく、写メを撮って送ってもらう
✅写真を読み上げてくれるアプリの利用
✅読み上げてもらい録音を許可してもらえます。
✅大学では、代筆もしてくれたり学校により取り組みがちがいます。
※ここで、気になるのは周囲の理解です。
特別扱いにならないように理解してもらえるのかという点が気になります。メディアなどで最近は取り上げてもらえますが現状では一部のフォロー校になるかと思います。
入学前に確認しましょう。
目の機能を改善できるように
目の動きを良くするために、ビジョントレーニングをするのは効果的です。
読みには定規を当てながら読むことや、よみながらどの字を読んでいるの分かりやすいシートの利用がいいと思います。
ディスクラフィア用のテキストなども利用して、少しでも見えやすく学習ができるといいと思います。
ビジョントレーニングをしてくれるところ
❶目の学校 ビジョントレーニングをしてくれます。家庭で取り組むことは大変です。
❷視覚発達支援センター では発達障害の視覚情報処理に特化した検査を専門的にしてくれます。
病院の先生が、目の動きをみてくれたりもします。大人になっても通えますができれば子供のうちに行く方が本人にとっていいと思います。
視覚の部分のどこに問題を抱えているのかを検査し結果書面で出してくれます。
問題点がわかれば取り組みやすいでしょう。
跳躍性、追随性などの検査もあります。跳躍性は黒板の板書で説明しました。
●視覚追随性が弱い子は、目が滑らかに動いていません。目の動きがかくかくと進んでいる状況です。
みえかたは、朝の番組の写真を撮りますカシャの状況でしょう。
滑らかにみえていません。訓練でよくなります。
ゆっくりとめで 追いながら手を動かすことは本来は大変なことなんですね。
目も、手も協力しながら一緒に動かしていく必要があります。
その機能を育てるために、遊びながら楽しく、少しづつでも目の機能が改善できるようなアドバイスをしてくれます。高緊張よりの子供も、目が滑らかではない場合があります。
高齢になると、視覚認知機能や聴覚認知機能、短期機能や手先の操作性など検査しますが同じようにしっかりと検査してくれる人が学校に一名いたらいいなとtotetoteは思います。
発達障害の方と関わりがあるので、ここまで調べていますがなかなか大人になった本人も追いつかないような情報だと思います。発達障害の理解が進むことを願っています。
●空間認知が弱い場合も、バランスよく書けません。
これも、トレーニングがあります。
アプリもでています。アイパットで訓練することも可能です。
しっかりと検査すると目のどこに問題を抱えているのかがわかるので、本人が学習しやすいような対応やトレーニングの方法も検討ができます。
予約から半年程度人気で、待つ可能性があります。
できれば入学前にしっかりと検査をして、学校に合理的配慮ができるよう交渉しましょう。
理解してもらうだけでも、気持ちが楽になります。
しかられることなく手厚く支援が行き届いた状況で学習できると思います。
※トレーニングの訓練も10歳までの方がより効果が出ると言われていますので書籍など購入されて家庭で取り組むこともおすすめです。
配慮をうけながら生活することが理想
配慮をしっかりとうけながら、自己理解をしてできることを少しずる増やせるといいと思います。
完璧に治すことは、難しいことだと思います。改善はされていきます。
何より学習の意欲が失われないよう、自己肯定感が失われないようにしてあげたいです。
周りの大人の理解が必要です。
ぜひ前向きに取り組んでほしいです。
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