不登校の時に親がしたい5つのこと

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不登校は悪いことではない。

不登校になってしまった時に親ができることは少ないです。

なにができるでしょうか。

親としては、本当に心配ですよね。

学校へ行きたくない いろいろあるよね

不登校になるきっかけは些細なことですが、子供にとって『行きたくない』と伝える時には、すでにたくさん傷ついていて、無理をした後の可能性があります。

『明日、行きたくないな〜』ということは大人でも多くあります。

大人も会社に行きたくなくなることはあるし、 どうしても環境や人間関係が合わなくて転職することもありますよね。

❶体育嫌だし、寒いし、お友達とも喧嘩したし。

このような時は、行ったら仲直りもできたし、楽しかったという改善の見込みがあります。

見守りでいいと思います。学校まで一緒に行ってあげることや、担任にフォローをお願いすることで解決する可能性があります。

自己肯定感が保てない、自信がなくなってしまった。いじめがある。

このような時はかなり慎重に対応していきたいです。

状況により対応は違います。原因はさまざまなのです。

原因はさまざま

原因はさまざまです。

長期化しないための対応をしていかないといけません。

  • 学校の雰囲気になじめない
  • いじめや人間関係
  • 先生とあわない
  • 勉強についていけない悩み
  • 生活リズムの崩れ

その他、本人の感受性やストレス耐性など感じ方や捉え方に偏りがあると人より大きなストレスになります。家庭での問題を抱えている可能性もあります。

子供の精神状況

✅人間関係が憂鬱で怖さがある

✅学校や、先生に反発したい⇨わかってもらえないなど他の心理がある可能性

✅将来に向けて希望が持てない→自信がなくなっている

✅自分に自信がもてない 自己評価が低く、他者評価ばかり気にする

✅原因がわからず本人も混乱している。

ストレスからモヤモヤしてしまい気力がでない(過度な期待、過干渉・放置など)⇨気持ちのラベリングをしていく必要があります。例)期待されるのが、苦しかったんだね など自分で苦しかった、悲しかったと認めると楽になる傾向があります。

登校しぶり 登校拒否 不登校 は違う

登校しぶり

登校を渋っている。行きたくない。

遅れてでもなんとか行けている状況。朝送っていくことや、励ましでなんとか行けている。

ここで、気をつけたいものです。安心せず、対応したいものです。

この登校しぶりは、親にとって大変な負担がある状況です。

❶学校生活に不安がある

学校での安心感が必要なので、学校の対応に問題点があるのではないでしょうか。

早急に対応して頂きたいです。

❷家庭に安心感が強く外にいくことに不安がある

どうしても、お母さんと一緒の方が安心感があるため、一緒に登校したい。

きっかけがあってなっている可能性がありますので、改善できるように根気強く学校との交渉が必要になります。

親子関係がまだ、離れていない可能性があります。我が子がそうですが、自立できるように少しずつ自分で考えられるように選択枠を与えています。よくなってきたと思います。

関係性をべったりから、励ましと見守りに変化させて自立心を育てていくことが大切です。

私の今年の目標です。

登校拒否

登校を強く拒否している状況。

何か原因があって行かないと強く思っている状況です。

登校拒否は、何かわかって欲しくてやっている可能性もあるのでしょうか。

または、自分のなかで何かこだわっている可能性もあります。

否定せずにしっかりと、解決の糸口を探していきたいです。

原因をや対策など学校と協力しながら、確認していきたいです。

不登校

登校できない状況一定期間続き、登校していない状況です。

期間が長引いてしまっている状態です。

対応方法 その時できることをしていくしかない

親が、できることは本当に限られてきます。辛いのですができるだけ寄り添ってあげたいです。

登校しぶり・登校拒否・不登校の時に考えられる対応法 

①理由を聞く→共感して本当の気持ちを深掘りしていく

無理に聞くのではなく、数日お休みすると安心してお話してくれることがあります。焦りが伝わるので焦らずに数日ゆっくりさせると話はじめることがあります。

混乱している可能性もありますので待ちましょう。

※傾聴してもらえたことで、わかってもらえたもっと話したいと深く話してくれたりいろいろと聞けると思います。原因は本当は自信のなさだったり、思いを伝える時の方法がわからないなど本人が気がついていないようなことが本来の原因である可能性があるので表面化している原因以外も内在的な心の原因を確認する必要があります。

もしうまく話ができないなら相手の気持ちも大切にしながら、自分の気持ちを伝える方法を学ぶ必要があります。

具体的にいうと、事実を述べる→気持ちを述べる→こうしてほしいをつたえる→反応OKならお礼 NGなら理由やどこまでいいのか聞く 理不尽な回答や意地悪な場合はやはり、対処を考える。

まだ子供ではありますが、すこしずつ人間関係での交渉をまなんでいく必要があります。 

嫌いな人への気持ちの消化法も少しずつ学んでいくことで社会にでてから上手に順応できるようになります。良い経験になるように物の考え方など教えてあげたいものです。いいチャンスにもなります。

②いじめなど、人間関係に問題を抱えて苦しんでいる状況かを確認する。

いじめや暴力などがあった場合は、対応が大きく違います。苦しんだ気持ちや傷ついた気持ちを受けとめてあげる大人が必要です。学校の先生も、理解して寄り添いながら然るべき対応をとっていただきたいです。おやすみさせることも大切だとおもいます。

③子供の認知のゆがみを確認する。 

見え方や捉え方が一方的である場合や他者評価ばかり気にしている場合には冷静に状況を確認して、正しい状況を伝えたあげるといいと思います。本当の状況が見えていない可能性があります。

心グセもみてあげたいです。支援員の仕事をして学んだことなのですが。ストレス耐性が弱い状況だと生きづらさがあります。子供のうちから少し楽な捉え方ができると良いと思います。

白黒思考や、完璧主義であるなど〇〇するべき思考が強すぎて人より過度にストレスを抱えすぎていないか。マイナス思考や否定的な感情に包まれている場合もストレスがかかります。

不安障害といって、不安感が拭えない状況になる前に、思考の柔軟さをもてる考え方ができるように声がけしてトレーニングをしていくといいと思います。

自分の考えグセを理解して少しずつ柔らかくストレスを抱えないですむような認知行動療法をする必要がある場合も多くあります。

④事実の整理

子供同士のトラブルも、もしかしたら内容によっては相手にとっては全然違う状況である場合もあるので聞いてみないとわかりません。

自分はできないと思っている。👉思い込んでいる状況かもしれません。なんでもできる人はいません。

有名な例です。

コップにお水が半分入っている時

半分も入っている

半分しか入っていない

見え方が全然違いますよね。物事の捉え方を変化させるだけで、心が楽になります。

お友達がクラスにいない。他のクラスにしかいないんだ。

👉お友達が他のクラスには、いて習いごとにもいるから大丈夫だ。

全然気持ちが違ってきます。世界は広いので、習い事の年上のお友達など学校だけではないことを教えたいものです。

まだ未熟な子供では、本当はお友達がなぜ言った言葉なのかは理解しかねますので自分の感覚で判断しています。心グセや、相手の嫌なところばかりを見ていて嫌になっていることもあるので、捉え方をかえるような声がけで生きやすくなるようにケアしてあげるといいと思います。

子どもたちの世界には入っていけません。子ども同士の価値観があります。まだ、子どもではありますが少しずつ、物事のみる尺度を広げてストレスがかからない物事の見方を身につけていけるといいと思います。

⑤不登校支援などなにか、周りの大人でできる対応がないか検討する。

ここからは、本当に大人の目線です。周りの大人の責任です。

子供だけではありません。親や周りの先生を含む大人がしっかりしなければいけないといつも思っています。

・学校のスクールカウンセラー

・不登校の登校支援員

・市町村にある、不登校の子用の学校を案内して同席する

・自立支援団体をたよる

若者むけの、不登校や引きこもりにたいする相談場所に連れて行きケアをしてもらう

大人のあたたかい支援で包んで守ってあげたいです。自信を取り戻してほしいです。

最後に 親ができる5つのこと

①休んでもいいと伝える 無理させない がんばりを認める 褒める

②子供の言い分を聞いて、否定せずに理解してあげる。

③家庭以外の居場所を探す サポート団体や過ごしの場所

④学習面は塾。運動面は習い事など復学時にスムーズにいけるようにフォローをする。

⑤放課後登校や保健室登校 同席登校などいろんな登校の仕方があるので検討していく。

担任が変わった段階で行けるようになる。クラス替えのタイミングで行けたなどのケースも聞きます。

どうしてもなら、転校の検討も考えてみることもできます。それでも、登校できないことはあります。

不登校が続いていても、社会人として今は働けている人も身近にいます。

明るい未来を考えて、過ごすこと

未来は誰にもわかりません。現在できることをせいいっぱいするしかないのです。

どうせ考えるなら、子供と一緒に明るい未来を想像してそのために行動していきたいです。

不登校は本当に辛いです。

不登校時に受けられる子供たちの心理的なケアや支援がさらに広がるといいなと思います。

ケアも病院につれていかないとなかなかしてもらえないのが現状です。

親も息抜きしながら

向き合いすぎて疲れてしまうこともあると思います。

息抜きをしてください。

いつも思うのですが私たち親にも自分の人生はある。

責任を感じてしまい、辛くなってしましますが親が悪いわけではない。

子供は別の人間なので、完全に理解することは難しいのです。

すこしでも参考にしていただけたらと思います。

以前、息子が登校拒否から不登校になったことを記載しています。

教育委員会に電話したことも経験を元に後日投稿したいです。

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